#56 定義山の三角油揚げ
2014.12.17 食 - Dining
#56 定義山の三角油揚げ
仙台から作並方面へ車で1時間ほど、定義山には『定義如来西方寺』という浄土宗で有名なお寺がある。
ここでの名物が『三角油揚げ』である。
大ぶりで厚さ3cmはあろうかという三角油揚げは、外はサクサク、中はしっとり。
この食感は低温と高温で2度揚げして生み出されている。
醤油をたらし、定義山限定のにんにく七味唐辛子をかけて食べると油揚げなのにさっぱりしていて、
大豆の風味とにんにく七味がやみつきになる。
本来なら定義山はお寺がメインであるが、この三角油揚げを目当てに訪れる人がほとんどである。
西方寺も古くから縁結び・子授け・安産にご利益があることで知られて「定義さん」とも呼ばれ親しまれている。三角揚げとお寺の風情を味わいに訪れてみてもいいかもしれない
記事 下新井田佳奈さん