第8回 地元を英語で伝えるワーク&原稿を発表してみよう
2014.12.25
Speak out about Sendaiプロジェクトも5月よりスタートし、今回がラスト8回目の開催となりました。
市民ライターの記事も先月34記事からこの一ヶ月で63記事と大幅アップ!
こちらからチェックできます。
今回は編集ワークショップ最終回ということで
これまでWEBに掲載された記事を全て出力し、みんなでそれを閲覧することからスタート。
改めて出力してみてみると見応えあります。
自分が書いた記事、誰かが書いた記事を通し、
自分が住んでいる仙台を知り、そして伝える、それも自分視点の仙台を見つける。
それがSpeak out about Sendaiの目的です。
そういう意味では参加しているメンバー一人ひとりの
知っている仙台が増えることが事務局としてもうれしいことです。
その後は、「記事を読んでみてどうだった?」
感じたことをグループに分かれてディスカッション。
「はじめて知った」「これいいですよね」と盛り上がる。
さらに、「もっと伝えたい仙台があるのでないか?」ということで
さらにみんなで伝えたい仙台についてアイディアだし。
・ 見るスポーツもあるけど自分が楽しむスポーツもあるよね
・ 杜の都と言われるけど水の都でもあるのでは?
・ もっとみんながお気に入りのカフェを伝えてみてもいいかもね。
・ 景色を伝えてもいいかも。(山なら仙山線からの景色や七ツ森、海なら貞山運河など)
・ 博物館、美術館についてももっと伝えてもいいかも。
(美術館には創作アトリエコーナーもある。見るだけじゃない)
・ 瑞鳳殿がまだないよね
・ 文学館は展示に合わせてレストランで料理がでる。
・ やはり温泉(秋保・作並)伝えてみては?作並一の坊からの露天の広瀬川の風景いいよね。
・ 桜の名所も伝えてみては?
・ 仙台四郎がまだないね。
・ 定義山と五重塔もいいかも。
・ なめたカレイや仙台雑煮も特色あるよね(年越料理)
・ 仙台から日帰りできる所も仙台を越えても紹介しては?
・ 被災地についても伝えていきたい(閖上なども含め仙台圏も)
などなど、みなさん記事全体を把握したからか、どんどん意見が出てきました。
※さっそくWSのあとに、取材レポートを書いてくれるメンバーも。
一人一人がいろんな視点で感じている仙台の魅力。
まだまだありますよね。
※WEB記事はまだまだ3月まで募集中です。
初売りレポートやどんど祭りなど特色あるものまだありますね。
そして後半はこれからWEBの記事を集約し、1冊のガイドブックを3月に完成させます。
では、みんなで作り上げた冊子を「どこで配る?」についてディスカッション。
このガイドは、はじめて仙台を訪れる人(観光などで来る人や仙台市に住む人)に、
住んでいるセンダイ市民(日本人・外国人市民)が自分たちの視点で、伝えたい仙台を伝えるというものです。
では、どこに配るとよりお役に立てるか?
来る人に向けてはみなさんイメージしやすかったようです。
仙台駅や観光案内所など元々人が集まるところで配る。
たしかにそれは観光者からも、市民のお勧めがあると便利ですね。
住んでいる人には。。。
ここはみなさん悩みどころでもあったようです。
その中でも出て来たのが
・ 待っている人が見るようにしては?という視点
例えば銀行や、役場で手続きなどで待ち時間がある人にこの冊子をみていただくのはどうか?
・ 新しく仙台へ越して来た人へ、手続きに役所にきたら?
そのとき渡す、またはチラシをつくりWEBを紹介
・ 4月は新入社員も仙台にたくさん通いだす。これを利用する。
ならば社員研修で使ってもらうと、はじめて仙台に来たばかりの人にも便利だし。
社会人として地元を知る、語れるは大事だね。
などなどアイディアも。まだまだありそうです。
3月は国連防災世界会議も仙台市では開催されます。
それこそこの時仙台に来た人に、伝えたいですね。
市民が市民に伝えるこの循環はこのプロジェクト以外にも
普段から、お互いできるといいなあというのがこのプロジェクトの出発点。
これで終わりではないのでまたいろいろな場で話し合っていきたい内容でした。
今後はそれも視野に、配れるところを事務局が中心となり開拓していきます!
そして、この作り上げたガイドを使って街歩きを3月に開催予定です。
その前に1月にまちあるきワークショップを開催します。
それについてはまたご連絡をいたします。
まずは8ヶ月かけて市民の対話による地域資源の発掘と発信が一区切りです。
あらためて多くの方に参加いただきここまでこれたことをお礼申し上げます。
関わっていただいた方ありがとうございました。
そしてまだまだWEBでは記事を募集中です!!