#34 定禅寺通りの美しさ
2014.11.18 遊 - Amusement and Recreation
仙台駅から徒歩約20分、街の喧噪から少し離れた場所に定禅寺通りはある。
定禅寺通りは「杜の都・仙台」を象徴する通りで約700m続くケヤキ並木が四季を知らせてくれる。
「定禅寺通り」の名前の由来は、仙台開府の際に鬼門に誘致し、祈願寺として定禅寺が建設されたことが由来とされている。
春は木々に新緑が芽吹き、夏には青々と生い茂った葉が程よい木蔭を作る、秋には黄、赤、オレンジに化粧した葉が鮮やかに彩り、
冬には雪に負けんとばかり光り輝く光のページェント、キラキラと美しく輝く光が冬の寒さを和らげてくれる。
定禅寺通りは人と自然との距離感が心地よく、穏やかな時間を与えてくれる。
ケヤキ並木を抜けると東には勾当台公園があり、平日はビジネスマンが行き交い、休日には東北にゆかりあるイベントが開かれ賑わいを見せる。
西に抜けるとそこには西公園、仙台歴史博物館、宮城県美術館、東北大学があり「芸術・歴史」をより深く学べる場所へつながる。
私にとって定禅寺通りは、日々の忙しさを忘れ、上質な時間を与えてくれる場所である。
観光で訪れた際は、バスで通り越すのも良いかもしれないが、ぜひ歩いてあなたなりの「定禅寺通り」の魅力を肌で感じ取っていただけたらと思います。
記事 高橋彩さん
定禅寺通り
四季折々の風景を見せてくれる
定禅寺通りについて