#28 ハラールがより身近になるように。
2014.10.28 住 - Homes
仙台でも、国際化を進めていこうということで
ハラールについて知ろうというセミナーも頻繁に開催されるようになってきましたが
仙台には10年以上前から専門店があるのです。
それが青葉区子平町にある
マズンデルフーズ(ハラル)
http://www.majumder-international.com/shop/
オーナーのカリムさんにお話を伺った。
カリムさんが仙台に来たのは平成元年。
そうもう26年も前のこと。東北大の留学生としてバングラディッシュからこの地へ。
そのときはハラールということばは誰も知らず
とても食べ物には困ったということ。
その経験もあり、東北大には多くの留学生がくるがそのの中でも、イスラム教徒の生徒も多い。
そんな彼らのためにと10年以上も前から
ハラールの食品を扱うお店を経営。
特徴としては通常自分の国の商品だけを扱うことが多いそうだが、カリムさんはアジア圏を中心に、それぞれの国にハラール認定を受けた商品を扱う。
故郷バングラディッシュはもちろん、インドネシア、マレーシア、タイをはじめ、ハラールではないけれど、遠くアフリカからきた学生のためにアフリカの商品も取り扱う。
これだけの幅広い扱いは全国でも5軒ほど。
一件はマズンデルフードさんで
あとは都内に4軒。とても貴重なお店ですよね。
遠方の方のためにもインターネットで購入が全国可能。東京で買っても仙台で買っても金額は一緒にしているという。
震災時もとくに食については多文化において課題もありました。
だからこそ、お互い日頃から食という誰もが関心の高いテーマなどから
お互いを知るキッカケになってもいいですよね。
まずは知ることからだと思いました。
店内をみてもいろいろな商品があって、手に取ってみることができます。
お米も日本の米以外にも各国のお米が集結。
そんな違いを見て楽しむのもいいかも知れません。
カリムさんは
もう一店飲食店も経営。
そちらは当然ハラルの対応ですが
食器から調理器具からハラール食材しか扱わないそうで、そういう意味では完全にそこまで徹底しているのお店はないと。
ほかの店がどうこうではなく、それがカリムさんたちには当たり前のこと。
そんな安心を届けていくのもカリムさんたちの想い。
留学生が多数すむこのエリア、おおくの人に指示されるお店、なくてはならいお店なのだと取材して感じる。
じぶんには関係ないで終わらすこともできるけど、外国人の友達が増えて来たいまだからこそ
そのことにもちゃんと知っておきたいと想い訪問。
カリムさんの暖かい人柄にも触れることができ
いってよかった、そして誰かに伝えたいなと思う取材でした。
お昼は飲食店
NAN TANDOOR
http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4003004/
にて
Bランチ
ナンがいぎなり大きい(なぜか、仙台弁W)
お腹いっぱい幸せ一杯になるのでした。
またいこう。
マズンデルフード
マズンデルフードオーナ カリムさんへインタビュー。センダイにきて四半世紀。当時をふりかえりながらインタビュー