インタビュー

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サレルノ

#22 泉区でみつけたイタリア

2014.10.14

仙台とイタリアをつなぐ店 Best of Salerno


「サレルノ」と聞いてすぐにピンとくる人はイタリア通。イタリア南部に位置する古い歴史の港湾都市。アマルフィー海岸やカブリ島、ポンペイ遺跡など有名観光地へのアクセスもよいことから多くの観光客が訪れる街。

そんなサレルノと仙台をつなぐのが「Best of Salerno」である。東京南青山から2014年9月仙台市泉区歩坂町に移転。

店内には、「クレアツィオー二 ルチャーノ社」が手がける色鮮やかな陶板画をはじめ、革製品やパスタやオリーブオイルなど伝統製法を受けつきながら職人のこだわりをもったサレルノの生産者6社の商品を取り扱っている。

元社長の藤原さんは、仙台市の出身。震災時陶板画を制作するルチャーノ氏から震災復興に何か役立つことができないかと相談を受け、ご縁がつながり「仙台七夕」をモチーフにした陶板画を半年の試行錯誤を経て作成し販売している。売上げは震災孤児をイタリアへ招く費用として活用予定。

サレルノ

たんに商品の架け橋ではなく、遠いイタリアから東北を想う気持ちの架け橋もこのお店は担っている。

嶺岸社長

現在は藤原さんから同級生であった嶺岸社長へバトンタッチ。地元の繋がりが世界のつながりとなり、仙台とサレルノをこれからもつないでいくのだろう。店内の色鮮やかな商品をみるだけでも心が癒される。(記事 後藤光正)

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南イタリアに吹く風と方位をモチーフにした図柄です。ここは又、店内の壁もよく見ると下の方が南イタリアによくある石積みの壁をイメージしたデザインです。

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南イタリアに吹く風と方位をモチーフにした図柄です。ここは又、店内の壁もよく見ると下の方が南イタリアによくある石積みの壁をイメージしたデザインです。

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いかにもイタリアらしい印象の作品です。鮮やかな色合いが魅力的です。禁煙マークが見えますが、下の「禁煙」のイタリア語表記もお洒落な飾り文字です。

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このようなシンプルなデザインの作品も忘れてはなりません。こうしたシンプルな数字・アルファベット柄は「イタリア・南欧風」を必ずしも志向しない方にもお薦めです。

記事 香取久美子さん

Best of Salerno

南青山から仙台市へギャラリーを移転したBest of Salernoさんへインタビュー

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