#31 晩秋の秋保で農家の芋煮体験
2014.11.13 遊 - Amusement and Recreation
仙台の奥座敷として知られる秋保温泉。
秋保と聞いて「さいちのおはぎ」を思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか。
そんな秋保で、自分たちで畑から野菜を収穫し芋煮が出来るという面白そうなイベントがあると聞いて、小学生と幼稚園の子供たちを連れて行って来ました。
場所は秋保大滝手前の大滝自然農園さんです。
http://ohtakishizennoen.com/
まずはナメコを取りに行きましょう、と担当の坂上さん。
赤や黄色に色付いた木々のトンネルを抜けて辿り着いたそこにはサクラの原木に可愛いナメコがたくさん!
大人も子供も黄色い声をあげて、収穫に夢中。
当たり前ですがヌルヌルしています!
ナメコは根元から取るのがポイントとか。
次は鶏舎をちょっと覗きに。
鶏舎の中で放し飼いの350羽ほどのニワトリさん達がお出迎えです。
産みたての卵もちらほら見えてます。
「抱っこしても大丈夫なんですよ」の坂上さんの声に反応した我が息子。優しそうなニワトリ?さんを抱っこして写真の表情となりました。
さて途中でイノシシの足跡を見たり、モグラの掘った穴を覗いたりしながら、紫の大根(紅しぐれ大根)、サトイモ(石川早生)、人参(紅小町、バイオレットハーモニー、イエローハーモニー)を次々に収穫。
野菜を肩に担いで芋煮会場まで歩く頃には、だいぶサマになって来ているようです。
自分たちで収穫した野菜で芋煮を作り、農園さん自家製の味噌をといて出来上がり。
これに美味しいおにぎりがつきます。
大滝自然農園さんは、35年間無農薬栽培に取り組まれているとのことで、土がふかふか、葉っぱもツヤツヤです。
社長の佐藤茂さん曰く、良い土を作ることが良い野菜をつくる一番のポイントだそうです。
愛情溢れる綺麗な野菜たちでした。
せっかくの無農薬の野菜たちは、皮まで食べてくださいということで、オススメの調理方法は調理工程の少ないシンプルな食べ方、例えば温野菜やさっと茹でたおひたしだそうです。
このお野菜と卵は秋保ヴィレッジ内「アグリエの森」で購入できます。
ドライブがてら気軽に購入できますね。
この「農家の芋煮」は10月11月の2ヶ月間のイベントですので、お見逃し無く!
また毎月第三日曜日に日曜農家のイベントを行っています。収穫しながら里山を堪能するプログラムで、こちらも贅沢な時間が過ごせそうですね。
告知はFacebookで行っています。(Ootaki Shizennouenで検索してください)
自然の中で大声で笑い、汗をかきながら収穫したものを調理して食べる。秋保の広い空の下、大人も子供も大満足の秋の一日でした。
(記事 岡部美保子さん)
秋保地区で35年間無農薬栽培されている大滝自然農園佐藤さんへ インタビュー
自分で野菜を採って芋煮会!