インタビュー

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IMG_3026_中村さん

#16 「せんだい日本語講座」の修了式に行ってきました!-その2

2014.09.30

IMG_3001_日本語講座全体写真①

外国の方が仙台に来て生活をはじめるうえで、まず必要になるのが、日本語を覚えること。仙台市では、週4日、仙台市青葉区中央市民センターで「せんだい日本語講座」が行われています。

 

今日は平成26年度前期せんだい日本語講座の修了式。修了者の方々と日本語講師を担当している「特定非営利活動法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会」の方にお話を聞きました。

 

9月13日午後1時30分から平成26年度前期の外国人市民向け日本語講座修了式が行われました。今回110名修了生の中、40名ほどが修了式に参加しました。欠席無しの皆勤賞も出ました。

日本語講座では初級、中級クラス、日本事情、漢字など様々な授業が設置され、受講生から「先生方に優しく丁寧に教えられ、できれば全部の授業に参加したいです」などの声が出ました。また、5名の修了生によるスピーチを聞いて、日本への愛情、先生方への感謝の気持ちを強く感じました。

今回は先生と受講生にインタビューする機会をいただき、たくさんのお話を伺い、楽しい一時を過ごしました。

中村さんインタビュー(黄凡さん)

中国出身の中村さん(女性)は去年から日本語講座に参加し、今は中級クラスに所属しています。仙台は過ごしやすい町で、日々忙しい生活の中で自分の趣味を保ち、充実して過ごしているそうです。「40代になると物を覚えるのは大変です。発音が難しく格助詞がいつも抜けてしまいます。でも、頑張ります。」また、

「先生にお疲れ様!感謝しています。」と

スピーチで述べました。中村さんはインタビュー中ずっと笑顔を絶やさず、元気満々の華やか40代だと思いました。日本語講座では受講生は多国籍で個性のある明るい雰囲気が常にあると先生がおっしゃいました。

 

IMG_3068_木村先生_確認用

また、担当の木村先生の話によると日本語講座は常にいろいろなイベントを行い、スポーツや料理などを通じて日本語を学ぶチャンスもたくさんあります。木村先生はボランティアとして日本語講座を担当し、もう15年近くのベテラン先生です。先生になるきっかけを聞いたら、言葉に感心があり、その違いに興味があったとおっしゃいました。また生によると、日本語講座で初級3クラスの課程を修了したら、日常生活と職場でコミュニケーションがうまく取れるレベルになるとのことでした。

日本語講座の修了式に参加させていただき、ますます心の中で仙台の魅力がプラスになりました。外国人市民のために心遣いする日本の方々に感謝します。みなさんも隣に日本語が分からない方がいらっしゃったら、せんだい日本語講座を紹介してください。楽しく日本語を習得する良いチャンスだと思います。

(記事 黄凡さん(中国出身))

修了者中国出身の中村さんと 特定非営利活動法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会」の木村先生 

せんだい日本語講座」の修了式に行ってきました! その2

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