#67 伊達文化のナゾ
2015.01.05 学 - Learning
#67 伊達文化のナゾ
伊達文化-というのは、よく聞くんだけど実態がナゾという仙台市民は多い。
東山文化-というのは学校で習ったから知ってる。アレでしょ、銀閣寺とか石庭の龍安寺とか、わび・さびとかそういうの。
こういうふうに伊達文化が浸透していないのは、代表的なアレとかコレとかシンボル的なものがないからか。
いや、シンボル的なもので言ったら「伊達政宗公」、そのものでいらっしゃるではないか。
「伊達文化」というのは、みちのくの覇者独眼竜で名を馳せ、現代においても我ら仙台人のプライド伊達政宗公を起源とした文化であります。
飛び抜けた政治手腕もさる事ながら、
豊かな教養を持ち合わせた文化人であった
政宗公や、歴代の伊達のお殿様発祥の茶道、
能楽、香道、食文化や伝統芸能などが
「伊達文化」として、300年以上継承されています。
よって伊達文化とは仙台のいにしえのロマンを感じるエッセンスであり、我ら仙台・宮城人のマストアイテムと言えるのではないか。
記事 中野由美さん